安芸の厳島神社
こんにちは 菩提樹のKiranaです。
東京へ戻って、一応日常生活に戻った訳なのですが、
気分的にソワソワしてしまい、
毎日ネットのニュースを検索する事にも疲れて来ましたので、
今日はちょっと広島での贅沢な旅お話を書いてみようと思います。
広島は私の故郷なのですが、日本三景・世界遺産の宮島は
厳島神社が有名です。
海岸に浮かんだように見える寝殿造りの美しさ、
厳島神社には3人の姫様を祀ってありますが、
宮島にはその他に沢山の神社・仏閣があって、
『神々の島』としても世界中に知られています。
厳島神社では数年前にはダライラマの呼びかけにより、
世界中から世界平和を祈るアーティスト達が集まって、
ライブが繰り広げられた事も知られていますね。
実は私が宮島に渡るのは18年ぶりなんです。
地元に在ってはどんなに素敵な場所だと言われていても、
そんなに興味が湧かないものでした。(^^;)
18年ぶりに私の目に映った宮島の姿は当時の印象を軽く超えていました。
まさに神々の島や~~!と、じゃこ天&地ビール片手に、
御土産屋ストリートで狂喜乱舞する私…。
…え?そんなレベルの話なのって?
いえいえ、それだけではございませんでした。
なんと、厳島神社で、初めてご祈祷をして頂いたのです。
私がふらふらと本殿横のお守りなどを売っている建物に
近づいて行くと、何やら用紙が置いてありました。
その紙をジーッと見ていると、スルー…と窓が開き、
中から「ご祈祷受けられますか?」と聞かれ、
私はてっきり、何か用紙のようなものに祈願を書いて、
みんな一緒に護摩焚きの様に燃やしていただく感じなのかな?と
勝手に思い込み、「お願いしま~す♪」と、軽くいいお返事。
「ではこちらの用紙にお願いを記入して、あちらの待合室で
お待ち下さい。」…と、中に通されてしまいました。
「え??何か儀式があるのか?!」と、怖気づいたが後の祭り。
ほどなくして、巫女さんが呼びに来られ、私はお賽銭箱の前に広がる
大きな畳のスペースにひとりポツンと座らされました。
「えーーー?何これ?こんなの初めて!!
わたしゃどうしていればいいんだ!」
と、パニくるも、神主様が何処からともなくスルスルっと現れて、
神様にご挨拶致しますので、頭を垂れて下さいと合図をして頂き、
頭辺りを、白いものがふさふさと付いた棒(大麻というそうな)で、
お祓い頂き、そして太鼓の音が大きく響いたかと思うと、祝詞が始まりました。
ありがたや~~。
その間約15分位でしたが、友人の話では太鼓の音に吸い寄せられ、
沢山の観光客の方達が集まって、私の為の儀式を後ろで見物されていたとか…。
美しい神殿の厳島神社で、私ひとりの為に祝詞をあげて頂く。
何て贅沢なひと時なのでしょうか!!
感謝の思いで、思わず涙が滲みました。
ご祈祷の後は、お神酒を頂いて、
お土産のお守りとスルメと落雁、お米を頂き、
ありがたいご祈祷をして頂いた上に、
こんなに贅沢お土産を頂くなら、
もっとお布施を奮発しておけば良かった…と
ケチった自分を懺悔しました…。
今度無事帰省出来た暁には、
お礼参りを兼ねてまた訪れたいと思います。
美しい夕暮れの厳島神社。
鹿がお店の前にて開店を待つ…?!
※デジカメ持ってなかったので、携帯のカメラで撮影しました。
画像が多少荒いですがご勘弁を…。
* * *
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